速記(そっき)とは、速記文字や速記符号とよばれる特殊な記号を用いて、言葉を簡単な符号にして、人の発言などを書き記す方法をいう。主に議会や法廷の発言を記録する分野や出版、ジャーナリズムなどで利用されている。
この技術の知識体系を速記法、技術を運用する方法を速記術、実際に運用する者を速記者という。また、社団法人日本速記協会では文科省認定速記技能検定試験1級に合格し、申請した者を速記士に登録している。
裁判所速記官
裁判所速記官(さいばんしょそっきかん)は、裁判所に置かれる裁判官以外の裁判所職員の一種で、法廷における速記する事務を行う者のことである。
その主要な職務は、争点が重要・複雑で証言を逐語的に記録する必要のある刑事、民事事件の法廷に立会い、被告人質問や証人尋問などの発言内容や身振りなどを記録する法廷速記者の役を務めることである。速記録の作成にあたっては、法廷では速記用の専用タイプライターを用いて速記符号による記録を取り、法廷終了後にこれを反訳して行う。
以前は、裁判所速記官を志す者は、17歳から20歳を対象とする裁判所速記官研修生採用試験に合格し、2年間の研修後、各裁判所に配属されていたが、現在、裁判所速記官研修生は人材確保の困難さや裁判量の増加などの問題を理由として、新規の採用が停止された。
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