調教師 (おいしい失業保険のもらい方)

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調教師

調教師(ちょうきょうし)とは、競馬において厩舎を運営し競走馬を管理することを業とする者のことである。現場では、俗に騎手を逆にした手騎(テキ)と呼ばれている。

日本で中央競馬の調教師になろうとする者は日本中央競馬会が発行する調教師免許を、地方競馬の調教師になろうとする者は地方競馬全国協会の調教師免許を取得することが必要である。この2つの免許は異なるものである。

中央競馬においては主催者(日本中央競馬会(JRA))から与えられる一定数の馬房(馬を飼育する施設)を使って競走馬を管理し、レースに出走させる。栗東トレーニングセンター、美浦トレーニングセンターともに総馬房数が決められており、それを各調教師に配分するという形が取られている。そのため、ある年に調教師になることができる人数は、引退する調教師の人数との関係で自ずと制限される。

調教師となることの出来る人数が限られる以上、調教師免許試験の合格者数も限られており、 年に5~8人ほどというのが通例である。そのため、しばしば合格率が1割にも満たない超難関となる。なお調教師免許取得者は、免許取得から約1年間、すでに開業している調教師の下で研修を積むのが通例である。

調教師が馬主と預託契約を結ぶことのできる頭数には一定の制限がある(現在は管理馬房数の3倍が上限。馬房数の上限は24とされているため、72頭を上回ることはない)。

定年制

中央競馬においては、1989年3月1日より調教師の70歳定年制が導入されている。

これは総馬房数が限られているにもかかわらず高齢の調教師が引退しないために世代交代がうまく進まず、調教師試験の合格率が5%前後にまで落ち込むなど旧来の制度の弊害が顕著に表れたためである。

ただし70歳を超える調教師が多数であったため1999年までは経過期間とされ、要件どおりの制度運用が開始されたのは2000年以降である。この制度により、稲葉幸夫、二本柳俊夫、大久保房松といったベテラン調教師が引退した。

厩舎

厩舎(きゅうしゃ)は、競馬において、調教師が管理する施設・組織の総称として用いられる言葉である。競走馬と調教師の管理関係を表わす際に多く用いられ、たとえば「競走馬Aの管理調教師はB」という表現の代わりに「競走馬AはB厩舎所属」という表現が用いられる。

中央競馬においては、厩舎は美浦トレーニングセンター、栗東トレーニングセンター内にある。厩舎には日本中央競馬会(JRA)から最大24の管理馬房が与えられる。

地方競馬においては、別にトレーニングセンターを設けそこに厩舎を置く場合もあるが、多くは競馬場に併設されている。また最近では、一定の条件のもとで民間の牧場や調教施設を利用して調教が行われる場合もある。(外厩と呼ばれる。)

厩舎では調教師のほか、厩務員や調教助手が競走馬の管理にあたる。また、厩舎に騎手が所属する場合もある。

ちなみにかつての中央競馬においては、厩舎を開業するためには調教師免許を取得するだけでなく、一定数の管理馬をあらかじめ確保する必要があった。現在ではトレーニングセンター全体の管理馬馬房数の空きに応じて、免許取得者に順次開業が許可される。しかし、開業待ちの調教師の人数に対して定年などで引退する調教師の人数が少ない年もあり、この様な時には馬房の空きが不足することがあり、その場合厩舎の開業を数年待たされるケースも発生している。

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