工芸家(こうげいか)とは、工芸作品を制作する人のこと。クラフトデザイナーと呼ばれることもある。また、彫刻家を兼ねることもある。
工芸
工芸(こうげい)とは、実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美術的な美しさを融合させた工作物のこと。多くは、緻密な手作業によって製作される手工業品である。あくまでも実用性を重視しており、鑑賞目的の芸術作品とは異なる。ただし両者の境界は曖昧であり、人によっても解釈は異なる。
素材による分類
漆
漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取される樹液。漆塗などに利用される。ヤマウルシでもうるし成分は採れるが、量が少なく使われない。
主成分は漆樹によって異なり、主として日本・中国・韓国産漆樹はウルシオール(urushiol)、台湾・ベトナム産漆樹はラッコール(laccol)、タイ・ミャンマー産漆樹はチチオール(thitsiol)を主成分とする。空気中の酸素を用い、生漆に含まれる酵素触媒を用いて常温で重合する。
漆を塗られた道具を、漆器と言う。黒く輝く漆塗りは伝統工芸としてその美しさを評価され、高級家具や食器などに用いられる。漆塗りの食器は、輪島塗が有名。漆には腐敗防止、防虫の効果もある。熱や湿気、酸、アルカリにも強いが、紫外線を受けると劣化することが知られている。極度の乾燥状態に長期間曝すと、ひび割れたり、剥れたり、崩れたりする。
うるしの語源は「麗し(うるわし)」とも「潤し(うるおし)」ともいわれている。
ガラス工芸
ガラス工芸(ガラスこうげい)とは、ガラスを用いた工芸・美術の総称。ガラス造形・ガラスアート・グラスアートと言う場合もある。日用品、骨董・アンティーク、美術品・工芸品、現代アートまで、非常に広い範囲の創作表現方法、創作物を含む。
「ガラス工芸」は、制作工法・素材・年代・地域・素材・メーカーなどに多岐の分類が可能。 その歴史は、紀元前以来のガラスの歴史に遡る。
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