元々は1971年より開始された特種情報処理技術者という区分であったが、1994年より現在の名称に変更されている。1971年から2000年までは受験に年齢制限(受験する年の4月1日時点で満25歳以上であること)があった。さらに1995年からは、受験に際し業務経歴書の提出を行う必要があった。この区分は2001年に行われた情報処理技術者試験の大規模改訂の後も存続しているが、試験方式や試験問題に変化が起き、さらに年齢や業務経歴書の提出といった必要事項は廃止されている。
資格の評価
情報技術そのものの深い知識はそれぞれの専門家(いわゆるテクニカルエンジニア)に任せるという姿勢から、問われる技術のレベルはそれほど高くない。その反面、基本情報技術者試験やソフトウェア開発技術者試験ではほとんど要求されなかった業務分析や業務知識を扱う問題が前面に出てくる。特に午後問題では、業務知識を備えていないと、問題文の読解も困難となる。そのため業務未経験の学生や研究者が合格することは、ほとんどない。このためこの試験は、システムエンジニアの能力及び業務経験を認定する資格と受け止められている。
だが実際には、同時に行われるシステムアナリストやプロジェクトマネージャを取る方が就職や待遇の面ではるかに有利である。このため、この区分はゼネラリストSEの単なる通過点とみなされている。
また前述のように技術一本槍では合格が非常に厳しい区分である。この点から、主に理工系の専門教育を受けてきたシステムエンジニア(いわゆる理系SE)はこのあたりからキャリアとしての壁に直面する者もでる。この点を揶揄、皮肉って、シスアナ、プロマネ、アプリ、監査、管理、上級シスアドは文系SE向け試験とか文系SE有利な試験だとか言う者もいる。
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